花粉症の人はコンタクトレンズに注意
アレルギー性結膜炎とコンタクトレンズ
花粉症の方がコンタクトレンズをそのまま使っていると
目がゴロゴロ
目のかゆみ、充血
コンタクトがずれやすい
メヤニでレンズがくもる
などの症状が出てきます。
しかし、なかなかコンタクトレンズを一時中止にはできないようです。
その理由は…
@メガネをかけたくない(見た目が気になる)
Aコンタクトレンズを中止にしても症状にちがいがないみたい
Bメガネをかけることがめんどうだから
やはり外見を気にすることもさることながら、普段のライフスタイルを変えたくないと望んでいる人が多いようです。
花粉の飛散時期にはコンタクトレンズ装用のルールがあります!
そのルールを守らないと、目の症状が悪化し、結膜炎になってしまうと装用を中止にしなければなりません。
ではどのようなことに気をつければいいでしょうか?
1 症状が出る前の早目の受診(初期療法)
花粉飛散期にもコンタクトレンズを継続したい方は早めに眼科医に相談
し、症状の出ないうちから目薬をつけておきましょう。
2 1日使い捨てレンズにかえてみる
花粉を目に留めないように、毎日のケアで「レンズを清潔に保つ」ことが最
も重要なポイントです。そのためにも1日分の花粉を一緒に捨ててしまえる
1日使い捨てタイプに切り替えることをお勧めします。
3 正しいと思っていた自己流ケアはしないで!
目に入った花粉を洗い流そうと水道水や洗眼水で目を繰り返し洗う人が
多いようです。目の粘膜を刺激してかえって症状を悪化させたりかゆみが
増すこともあります。
また、眼科以外の科で目薬をもらい続ける事もありますが、コンタクトレン
ズの装用に関して適切なアドバイスができませんので、必ず“眼科”を受診
してください
コンタクトレンズはいつも清潔にしましょう。一番いいのは花粉の飛んでいる時期はコンタクトを中止にすることです。
程度にもよりますが、通常コンタクトレンズを中止にして眼科から処方されている目薬を使えば1週間〜2週間でよくなります。でもどうしても中止にできないということであれば、レンズに付着した花粉を目に留めておかないように1にも2にもレンズの清潔です。この時期だけでも1日使い捨てタイプのレンズにする、そして症状がひどいときはメガネにするというように使い分けるのも効果的な対策と言えるでしょう。